アラキドン酸で頭が良くなる?!

赤ちゃんとアラキドン酸

アラキドン酸という名前はどこかで耳にしているのではないでしょうか。アラキドン酸は妊娠中にはできるだけ摂った方が良いとされています。おなかの赤ちゃんの脳の成長に必要な栄養素で、DHAと並んで大切です。

DHAはよく知られているように、魚類に多く含まれています。一方、アラキドン酸は、レバーなどの肉類、魚介類、卵などに多く含まれています。魚、肉、どちらもバランスよく食べることでどちらも摂取できるため、食べ物からの取り入れることは比較的簡単です。

サプリメントを飲んだ方が良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、40代くらいまではサプリメントに頼らずとも、普段の食事から摂取できていると考えて良いでしょう。アラキドン酸は野菜には含まれていないので、肉や魚を食べないようにしている方は、サプリメントからの摂取をおすすめします。

生まれてからの赤ちゃんの脳の成長にもアラキドン酸は大切です。母乳の方は自分の食事から取り入れられるように工夫しましょう。また、離乳食が始まってからは、意識してDHA、アラキドン酸を取り入れるようにしてください。欧米では離乳食のピュレにレバーを使ったり、生ハムまで入っているようなこともあります。ピュレに肉類を入れるというのはなかなか難しいことですが、赤ちゃんの脳の成長のために、ぜひ取り入れていただきたいと思います。ちなみに、赤ちゃんにアラキドン酸は過剰摂取するとアレルギーを引き起こすこともありますので、摂り過ぎないように注意も必要です。

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